軽貨物の委託ドライバーよりタクシーの方が稼げる？

こちらでは、軽貨物の委託ドライバーとの比較対象として、タクシードライバーを取り上げ、それぞれのメリットとデメリットなどを検証していきたいと思います。

軽貨物の委託ドライバーというのは言うまでもなく、基本的には車を運転し、荷物を届けるという仕事になります。それこそ身体が健康で免許証さえあれば、個人事業主として比較的簡単に開業できるのも利点です。

一方、車を運転する職業として、委託ドライバーとタクシードライバーを比較するという方も多いことでしょう。実際、5chでは、委託ドライバーよりもタクシードライバーを目指した方がいいとする口コミも、いくつか見られました。

2ch、5chでの書き込み

1：国道７７４号線

東京のタクシーの平均年収が420万円くらいで 労働時間は俺たちよりもはるかに少ないからなあ）

2：国道７７４号線

都内の大手タクシーなら、 月給40万からスタートですよ？

3：名無しさん＠引く手あまた

タクシーに乗ったら乗務員から『弊社でタクシー乗務員求人してますからお願いします』と云われたわ 乗客を勧誘するなんてどんだけだよ

4：名無しさん＠引く手あまた

タクシーは楽で有名だもんな 手積み手おろしやるくらいならタクシーのほうがいい

5：名無しさん＠引く手あまた

バス等の大型車は、休憩・食事がかなり制約されるのが辛いな その辺はタクシーはフリーで、フリー故に堕落しそうでもある

以上参照元：

• ログ速／【軽トラ・バン】軽貨物業者スレ（https://www.logsoku.com/r/2ch.sc/traf/1557484531/）
• ログ速／配送・ドライバー職への転職を考えている人のスレ（https://www.logsoku.com/r/2ch.sc/job/1562492727/）
• ログ速／配送・ドライバー職への転職を考えている人のスレ（https://www.logsoku.com/r/2ch.sc/job/1555808548/）

タクシードライバーと委託ドライバーの違いについて

ドライバーという職種にもいろいろあります。その中で運転してお金をいただくという点で共通項があるのが、タクシードライバーと委託ドライバーです。それぞれどんな違いがあるか、比較してみました。

仕事内容

タクシードライバーの仕事は、タクシー利用者を目的地まで運転して送り、走行距離に応じて代金をもらう、というものです。ただ運転するだけでなく、安全かつ迅速に、利用者を送り届けなければなりません。また、利用者の感じる乗り心地なども大事になってくるでしょう。

委託ドライバーは人ではなく、荷物を送り届ける仕事です。どんな荷物を扱うかは仕事内容によって異なりますが、基本的にはエリアは限定されているのがタクシーとの違いです。安全かつ迅速という点ではタクシードライバーと一緒ですが、乗り心地まで配慮するようなケースは稀でしょう。ただ、荷物の中身が壊れないように配慮する必要はあります。

収入の違い

タクシードライバーはお客を乗せ、その都度料金を支払ってもらいます。一方で、委託ドライバーは仕事をした量に応じて、月末など決められた日にお金が支払われるという報酬体系です。年収という面でいうと、平均ではタクシードライバーの方がやや高いようですが、これも時期やエリアなどによって大きく変わってくるため、一概にどちらが高いとは言えません。

メリット・デメリット

タクシードライバーは歩合制の給与体系が一般的である分、仕事のやり方次第では大きく稼ぐことも可能です。しかし、最初から稼げるケースは稀であり、地道に経験と努力を積み重ねていく必要があるでしょう。

また、お客とのコミュニケーションが発生する場合もあります。会話が得意な人はそれが強みになりますが、苦手な人であれば少し難しいところも出てくるかもしれません。

委託ドライバーは荷物を送り届けるという仕事であり、原則的に届け先以外では一人での業務が大半となります。そのため、人間関係は楽で負担も比較的少ないのがメリットです。ただ、大きく稼ぐとなると大変な労力や工夫が必要となってくるでしょう。もちろん、安全運転の技術は必須です。

タクシードライバーと委託ドライバーに向いている人は？

タクシードライバーは歩合制の給料であり、自分なりに工夫や努力を重ねることで、売上を増やしていくことになります。そのため、自発的に物事を動かしていける人の方が稼ぎやすいと言えるでしょう。また、コミュニケーション力に自信がある人も、向いていると言えそうです。

委託ドライバーは、時間が勝負というところがあります。指定の時間通りに荷物を送り届ける責任感を忘れず、真摯に取り組める人向けです。コツコツとものごとを続け、丁寧に荷物を送り届けることが求められるでしょう。

まとめ

以上の通り、タクシードライバーは委託ドライバーに比べると、仕事の大変さや収入の面でよいとする声が挙がっています。ただしこれは、ことわざで言うところの「隣の芝は青く見える」であり、タクシードライバーにはタクシードライバーなりの大変さや苦労があります。

その筆頭は言うまでもなく、2種免許の取得。当然ながら、取得の時間と費用を捻出しなければなりません。また、タクシードライバーは委託ドライバーに比べ、より広範囲・長距離の運転が求められます。

何より一番の違いは、接客業であり、人の命を預かる仕事であるという点。責任の度合なども、格段に大きくなります。さらには、タクシー強盗や乗客からの暴力被害を受けるリスクなども考えておかなければなりません。それらをよくよく考えた上で、ご自身はどちらに進むべきかを決断すべきです。

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