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ピンハネされる!

こちらでは、軽貨物配送の業界でウワサになりがちな、送料を運送会社にピンハネされるという件について検証していきたいと思います。

軽貨物を含めて、運送業界というのはブラックで底辺の職業という捉え方をされがちです。たしかに、そうした側面もなくはありません。5chの掲示板にも、そうした嘆き、あるいは自虐ともとれる書き込みが見られます。いくつか例を挙げてみましょう。

2ch、5chでの書き込み

1:国道774号線

宅配なんて直で契約出来るのに委託会社に属してピンハネされてるなんてアホだなぁと思う

2:国道774号線

具体的に言うと、12時半ごろセンターに行って積み込みして配達地域へ出発  1時から5時くらいまで頑張って配達して50個くらい落とす そして3便を50個くらい貰って6時から9時まで頑張って50個くらい落とす 単価が240円で×100で24000円  ここから10%引かれると21600円 9で割ると時給2400円ってとこ  ちなみに朝からやると単価がぐっと落ちて165円になる

3:国道774号線

チャーターのスポットとか無茶苦茶な案件が多いから、クレーム言って料金の見直しさせた方がいいだろうね ヤマトで4万5千円と見積もって貰った案件を1万5千くらいで軽貨物にふってきそう よくあるのが、鍵を持ってる主任が来るまで荷物積めません、主任が来るまで2時間か3時間ほど待機です 仕事終わるの2時間も3時間も遅くなるから最低最悪だよ こういうのは料金追加で請求した方がいいと思う

以上参照元:ログ速/【軽トラ・バン】軽貨物業者スレ(https://www.logsoku.com/r/2ch.sc/traf/1557484531/)

書き込みでもピンハネを疑う声あり

いかがでしょうか?単なる憶測や煽りもあれば、具体的な数字などを挙げているケースもありますね。

実際のところは、委託ドライバーという仕事は、基本的に荷物ひとつにつきいくらというのが決まっており、その額が安いかどうかが鍵となっています。例えば単価200円前後であれば、むしろ良心的、100円台半ばであれば平均的、100円程度だとピンハネの可能性ありと言えるかもしれません。

配送単価のみでピンハネかどうかを判断することはできませんが、ひとつの目安として確認しておきたい項目です。そこで、ピンハネの意味や事例、対策について紹介します。

そもそも「ピンハネ」ってなに?

ピンハネとは、「本来は他人が受け取るべき金銭を、不正にかすめ取ること」とされています。委託ドライバーでいえば「本当は委託ドライバーが受け取るべき金銭(報酬)を、企業側が不正に取ってしまう」ということでしょう。ピンハネは「上前をはねる」とも表現されますが、不正があるかどうかが重要なポイントです。

というのも、委託ドライバーの仕事では手数料を企業に取られることがありますが、それ自体に問題はありません。たとえば配送単価が非常に安い・手数料が高すぎるなど、あまりにもドライバーの取り分が少なかったりする場合には不正が疑われるでしょう。

委託ドライバーの業界では、きちんと契約を交わして常識的な費用を引く企業がある一方、ドライバーを騙して高額な利用料などを引く悪徳企業もあるのが現実です。

ピンハネ事例

それでは、委託ドライバーたちを苦しめる「ピンハネ」にはどのような事例があるのでしょうか?ここでは、いくつかのピンハネ事例を紹介します。

配送単価が安すぎる!

委託ドライバーの配送単価の相場は150円前後といったところです。高い企業では200円ほど、低い企業では100円前後と幅広くあります。配送単価は高いほど一件あたりの稼ぎが多く、低ければ少ないものです。一概にそうとは言い切れないものの、相場よりもはるかに配送単価が低い企業ではピンハネが疑われます。

ですが、「配送単価が高い=たくさんの報酬を手にできる」と安易に考えるのもキケンです。配送単価が高くても、そこから引かれる手数料が高ければ手取りは減ります。また、手数料を取らない代わりに配送単価を抑えている企業もあるかもしれません。大切なのは必要な費用を引いた後の「最終的な手取り額」がいくらになるかです。

手数料が高すぎる!

軽貨物ドライバーの手数料の相場は、10~20%といわれています。ですがピンハネが行われている企業だと、さまざまな名目の手数料を設け、相場よりもはるかに高い手数料を取っているところも考えられるので要注意です。

ただ、手数料が低くても配送単価も低ければ稼げないように、配送単価同様高ければ良い・低ければ良い、ということではありません。配送単価や手数料などの差し引かれる費用のほか、労働環境やサポート体制などすべてのバランスをチェックすることが大切です。

高額な機器使用料などでピンハネされることも

求人情報などで委託ドライバーの仕事を探しているとき、「加盟料・手数料0円!」などと掲げている企業を目にするのではないでしょうか。もちろんそれ自体に問題はなく、加盟料や手数料をなくすことでドライバーが働きやすい体制を整えている企業もあります。

しかし、一方で問題なのが、「それ以外の項目で高額な費用を引く」ケースです。加盟料や手数料を0円としながらも、無線機器の使用料といった名目で月に数万円ほど差し引かれていたケースもあるとのこと。いくら加盟料や手数料がかからないといっても、その他の費用で高額に引かれていたら利益を得られません。

架空の保険料などを徴収されていたケースも

ピンハネ事例のなかには、「架空の保険の料金を払わされていた」ということもあるようです。任意保険の場合はドライバーが個人負担する・企業が一部負担するなどがあるように、料金体系や保証は企業によって異なります。

しかし、ピンハネ企業では「必要な保険だから」といってドライバーにあれこれと加入させ、月々数百円~などの保険料を取られてしまうかもしれません。本当に存在する必要な保険であれば問題ないのですが、なかには実態のない保険だったということも。架空の保険にいくら支払っても何の保証も受けられないため、ドライバーはただ払い損ということになります。

ピンハネを受けないための対策とは

ピンハネは委託ドライバーを苦しめる大きな原因です。せっせと配送しても手取り額が思うように増えず、生活が困窮したり、もっと稼ごうと無理をして体調を崩したり…。そんな失敗を防ぐために、対策をしっかり行いましょう。

契約書をしっかり確認

委託ドライバーとして企業と契約するにあたり、契約書をしっかり読み込むことが重要です。求人情報などでは内容の一部しか記載されていませんし、面接時に質問・確認したつもりでも万全とはいえません。大切なのは契約書を一言一句残らず熟読し、契約内容をしっかり理解すること。もしも面接時にそのまま契約書にサインするよう言われても、一旦持ち帰ってもいいか確認するようにしましょう。

理不尽な内容に気付かないまま契約書にサインをした場合、「サインをしたのだから契約内容すべてを了承したはずだ」とドライバー側が責任を負うことになります。

有名な企業ならピンハネされない?

また、「大手の有名な企業だから」「評判の良い企業だから」といって契約内容の確認をおろそかにしてはいけません。ピンハネに関わらず、働き始めてから「こんなはずじゃなかった!」と後悔するとも考えられます。のちのトラブルを防ぐために、どんな企業であってもしっかりと契約書を読み込み、内容や条件を理解したうえで契約を結びましょう。

なお、そもそも契約書が用意されていない・契約内容を口頭で説明するだけという企業には要注意です。

配送単価や手数料、保険料などから「最終的な手取り額」をチェック

配送単価や手数料が高ければ良い・低ければ良いというわけではありません。配送単価が高くても、手数料が高ければ手元に残る金額は減ります。加盟料・手数料0円と謳っていても、実は保険料などその他の費用が高いということも。

トラブルを防ぐためにも、検討している企業の配送単価はいくらなのか・開業時にいくらかかるのか・毎月引かれる費用は何にいくらなのか・結局手取りでどのくらい稼げるのかをしっかりチェックしておきましょう。その金額をどのような労働環境で稼ぐのかも知っておきたいところです。

他社と比較する

委託ドライバーの企業選びでは、稼げる金額や労働環境、サポート体制などトータルで比較することが大切です。企業によって契約内容は大きく異なるため、一社だけを見て応募するのではなく、複数の企業を比較して検討しましょう。

怪しいと感じたら契約しない・すぐに契約解除を検討する

委託ドライバーがピンハネされたり、のちのトラブルを避けるためには「契約書をしっかり確認する」ことが重要です。契約内容を確認しているときに少しでも「あれ?」と感じることがあれば、企業にきちんと確認しましょう。

どうしても不信感や不透明な部分が拭えない場合は契約するべきではありません。なお、もしも契約した後に問題点に気づいた場合、できるだけ早急に契約解除できないか検討するようにしましょう。

まとめ

委託ドライバーたちを苦しめるピンハネは、契約段階からしっかり確認することで被害を防げます。手数料や保険料が引かれること自体は自然なことですが、その額や内容は理解しておかなければなりません。

ピンハネを行う企業ではドライバーに気づかれないよう巧妙な仕掛けにしています。自分が正当な権利を得て働けるのかどうか、ドライバーたちは自分自身でしっかり確認するようにしましょう。

しっかり稼げて休める!おすすめの委託ドライバー3選
桃太郎便
想定月収(配送単価)
400,000(200円〜)
月の休み(目安)
8~9

公式サイトを見る

電話で確認する

はこび屋本店
想定月収(配送単価)
300,000(150円〜)
月の休み(目安)
〜4

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グローバルサービス
想定月収(配送単価)
260,000(130円〜)
月の休み(目安)
5〜6

公式サイトを見る

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電話ヒアリングにもとづく調査結果です(2019年8月時点)。
想定月収は、配送単価をもとに、1日100個の荷物を運んだとして、20営業日働いた場合で試算しています。金額表記の税込・税別については、各社にお問合せください。